京つう

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Posted by 京つう運営事務局 at

2008年11月17日

強盗を追いかけた!

昨日、強盗を追いかけました。
「後藤さん」ではなく、本物の強盗です。

配本で京都南部のまちを車を運転していると、
進行方向に向かって左前方の店から2人の男性が飛び出してきました。
自転車に飛び乗って逃げる男性を、おじいさんが追いかけましたが、
足がもつれて転倒。
ボクは急ブレーキを踏んで停車し、
窓を開けておじいさんにケガがないか尋ねました。すると
「強盗や、金盗まれた」と叫ぶじゃないですか。

その瞬間、頭の中は真っ白になり、
ボクはアクセルを踏み込んでいました。

自転車に乗った男は、路地に逃げこみましたが、
幸いランクルでも入ることができる道幅だったので、
夢中で追いかけました。

後ろ姿しか見えませんが、証拠写真を撮らねばと思い、
常備しているデジカメを出そうとしたのですが、
詩吟の発表会を撮影したいという父に、
今朝貸したばかりのことを思い出しました。
なんて間が悪いんだ。

携帯電話で撮ろうかと思っていたら、
男は自転車を乗り捨てて、駅のホームへと駆け上がりました。

ボクもクルマを降りると、そのまま階段をあがりました。
改札口付近に数人の人がいたので、男が来なかったか聞いたのですが
誰も来ていないし、改札も通っていないとの答えが返ってきました。

階段は山型になっていて、2つの出入口があるので、
そのまま改札には向かわずに、別方向へ逃げたのかもしれません。
付近にそれらしい男の姿は見えなかったので、すぐに110番通報をしました。

強盗を追いかけたこと、自転車が乗り捨ててあることを伝えると、
すぐにパトカーが来ました。被害にあったおじいさんが通報していたようで、
タイミングの良さに驚きました。

強盗を追いかけた経緯を説明すると、近隣にひそんでいる可能性があるので、
数人の警察官が捜索に回り、現場の証拠の確保にひとり、
そして供述調書をとるためにひとりの警察官がボクにつきました。

現場からどのルートを通ったかを説明しながら歩いた後、
警察署に同行して、取調室で調書作成に協力しました。

「こんな部屋で申し訳ないです」
といって通されたのは、取調室でした。
壁には、犯人に見られずに顔を確認するためのマジックミラーがありました。

見たことをしゃべりながら、調書が作られていきました。
約1時間ほどかかり、最後に確認するのですが、文面は一人称でした。
ボクがしゃべっているようなインタビュー記事風だったのには驚きました。

調書を作成した警察官は、漢字を間違えないように、
携帯電話の辞書で確認しながら書かれていたのには
ちょっと笑ってしまいました。

ボクの職業がライターであることを知ると、その警察官は何度か漢字を尋ねてきました。
正しい漢字を答えることができたので、恥をかかずにすみました。

内容に相違がないか確認し、拇印をおして、ボクの捜査協力は終わりました。

最後に、犯人を追いかけることはとても有難いことだが、途中で事故を起こしたり
犯人に凶器で襲われたりすることもあるので、無理をしないでほしいと言われました。
そして署の出口まで見送っていただき、最後に敬礼してくれました。

おじいさんにケガはなく、被害もそれほど大きくなかったが、不幸中の幸いでした。

もし、犯人を取り押さえることができたら、
「お手柄、編集長。創刊したばかりの雑誌を配本中に犯人逮捕」
という見出しで、新聞各紙をにぎわしたかもしれません。
逃したPRは、でかかったかも。

警察署の取調室

刑事さんらしき男性が入れてくれたお茶

証拠となる自転車も撮影したのですが
捜査のさまたげになるかもしれないので、掲載は控えます。  


Posted by 寺田鳥五郎 at 19:59