京つう

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2008年07月21日

ブルーベリーと先輩

昨日の取材は、疲れました。
移動だけで往復8時間。取材時間は1時間半ほどだったので
ただただクルマを運転していただけでした。
いつもの取材と違ったのは、今回は家族同行だったこと。

現場で遊びに来ている人をつかまえてモデルになってもらうことも
よくありますが、きちんと撮影しようと思うと、そこそこ時間がかかります。
なので、妻子をモデルにして撮影することがあるのです。

もちろん編集さんもこのことは了解済みで、
最初から「家族と一緒でお願いします」というオーダーもあるぐらい。
でもこういう仕事ができるのも、子どもたちが小学生までの間だろうな。

取材先に向かう途中で兵庫県養父市大屋町を通ったのですが、
このまちに大学の先輩家族が住んでいることが分かっていました。
住所も電話番号も分からないけど、
小さな田舎町でイラストレーターとして活動されているので、
もしかすると誰かに聞けばわかるかな、ぐらいに思っていました。

そして帰りに大屋町に入ったとき、
たまたま目についた町の施設っぽい建物で
気まぐれで訪ねてみたところ、受付の女性が
「はいはい、わかりますよ」と答えるじゃないですか。

学生の頃の後輩であることを言うと、丁寧に電話までかけてくださって。
電話口に出た先輩はめちゃくちゃびっくりしていました。
そりゃそうでしょ、逆に同じことをされたら、ボクも驚きます。

突然の、しかも家族連れでの訪問にも、
先輩は快く招き入れてくれました。
築120年の古民家を改装して、アトリエと住まいにされていて、とても素敵でした。
意欲的に作品づくりをされて、できたばかりの作品も拝見し、いい刺激を受けました。

現在は、今まで使っていなかった倉庫を自分で改装している最中で、
自分の作品を展示するちょっとしたギャラリーを設けるんだそうです。

すぐに失礼するつもりでしたが、苗木のオーナーになっている
ブルーベリー畑があるというので、そちらに案内してもらい、
家族でブルーベリー摘みを体験。
5~6粒ひと口で頬ばるのがいいよとすすめられ、実際にその通りやってみると
これがまた本当にうまい。上品な甘さとほどよい酸味が口いっぱい広がって、
これは生でしか楽しめない美味しさでした。

またその畑から見える景色が素敵でした。
ゆったりとした山に包まれる谷に流れる川がきれいで
こういうのが本当の幸せであり、贅沢なんだろうなと思いました。

その後も役所の観光協会がやっている喫茶レストランで
昼食をとりながらおしゃべりをして、田舎での暮らしぶりを聞きました。
妻がかなり興味を持ったみたいで、いろいろと聞いていました。
2時間弱しか滞在していなかったんですが、まちの雰囲気がすごく良かった。
ちょっと褒めすぎかもしれませんが、雰囲気がスイスのような感じ。

取材がなければ、そして先輩が住んでいなければ
絶対立ち寄ることのなかったまちですが、すごく気に入ってしまいました。
京都南部のことを愛することも大切ですが、
他のまちのことも、もっと見るべきだなと思いました。
他も知るから、自分のまちの素敵なところも見える。

仕事をして、家族サービスもできて、懐かしい先輩にも会えて、
いろんなことを考えることができて、本当にいい一日でした。

それにしても先輩は、本当にまちに溶け込んでました。
行く先々で挨拶をされていて、住民のほとんどが知り合いみたい。
それぐらい、まちに愛されて、いい仕事をされているのでしょう。

ボクも負けてられません。




Posted by 寺田鳥五郎 at 17:35│Comments(0)
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