二見シーパラダイス②
トドのショーが終わり、
コンビニで買った入場券で、場内へ。
当日でも前売りで買うと1人100円引きになるので、
しっかり利用しました。
場内は決して広くなく、そして新しくもない。
どちらかというと手作り感でいっぱい。
でも、悪い印象はありませんでした。
できることは自分たちでやって、お客さんに喜んでもらおうという
スタッフの心意気が感じられて良かった。
旭山動物園の影響を受けてか、
ツメがないカワウソの手をふれることができる筒があったり、
イルカとキャッチボールができるプールがあったり。
子どもそっちのけで楽しむ大人の姿も見られて、
なかなかいい感じのパラダイスでした。
ただひとつ気になったのは、
ノコギリエイが入っている水槽が狭かったこと。
体長とほとんど同じサイズの水槽なので、
泳ぐこともできずにじっとしていました。
閉所恐怖症のボクとしては、
まるで自分が一畳の部屋に押し込められたような感じがして、
見ているのが辛かった。
さて、アシカショーの後、
セイウチとゾウアザラシのふれあいショーが始まりました。
この海獣たちはトド以上にデカイ。
でも、先にトドを見ているせいか
こわいとは思いませんでした。
腹筋をしたり、ラッパを吹いたり、
投げキッスをしたり、彼らはとにかく多芸です。
セイウチが芸をしている最中、
飼育員さんが「体にさわっちゃってください~」
としきりにアナウンスします。
「そうか、おさわり自由か」
隣りにいたおっちゃんのつぶやきに
笑いそうになりながら、ボクも息子たちと一緒にさわりました。
指先でそっとさわった程度なので、
その感触はよく思い出せません。
次にアカンベーをすることで有名なゾウアザラシが来ました。
これは二見シーパラダイスでしか見られないそうです。
クリクリした目を見開いて、ベロを出す表情は確かにかわいい。
「うーん、でも、バナナマンの日村に似てないか?」
とボクがいうと、息子たちは大笑いしたんですが、
妻は憮然としていました。
日村も、ゾウアザラシもかわいいと思うけど。
大人1300円の入場料で、彼らにどれだけのお魚を
食べさせることができるのかを考えれば、安いと思います。
伊勢志摩に行くなら、立ち寄って損はないですね。