見世物小屋のヘビおばさん

寺田鳥五郎

2008年10月11日 15:04

本日は、夕方からタウン誌の撮影と取材が2件。
午前中は快調に原稿執筆が進み、タウン誌の制作も8割が終了。

京都みなみいの制作を考えると、この連休も休めそうにありません。
とはいうものの、連休に家族サービスなしというのも
子どもたちがかわいそう。

伏見の御香宮神社で秋祭りをやっているので
夕方からの取材が終わってから、
家族と現地で合流することにしました。

このお祭りには、ボクが子どもの頃に、
両親に連れられて、毎年のように行っていました。

印象に残っているのが見世物小屋です。
ヘビを食べるヘビおばさんや体がちいさいおじさんが出てくるショーで、
今ならとてもじゃないけど、できないものばかりだと思います。

小屋の前の看板がおどろおどろしくて、入るのが怖かった。
確か親戚も遊びに来てて、一緒に大勢で行ったときに、
この小屋に入ったようにおぼえています。
ボクが小学1年生だったので、昭和40年代後半です。

へびおばさんは、生きたシマヘビの頭を噛み切って
出た血をグラスに入れて、それを飲んでいたような。

そういえば、生くびのおじさんもいました。
下が鏡になったトリックだと、いとこのお姉さんに教えてもらいましたが、
突然目をかっと見開くおじさんの顔が怖くて、大泣きしました。

「御代は見てのお帰りに~」
と入口のおじさんがしゃがれた声で言ってたので、
出るときにいくらだろうと思っていたら、
ひとり500円ずつ請求されていました。

親戚のおじさんが「高いやろ」というと、
子どもたちの分はタダになりました。
なんとも大らかなですね。

とても懐かしい思い出です。
見世物小屋はありませんが、お祭りを楽しんできます。